「寝たら死ぬ」というよく分からない強迫観念によって、卒業論文の口頭試問を徹夜の頭で乗り切ったり(本当に乗り切ったのかは別として)
その日の夜にゼミでお別れ飲み会に参加して、帰りのバスがなくなってたので流石大型書店!!という勢いで買ったマルタ・サギーを路面凍結している中読みながら家路についたり(一時間半ほど歩いたよ)
バイト行ったり買い物行ったりまたバイト行ったりと、忙しない週末からこちらのスケジュールでした。
何とか生き残った。
メール放置したりなんだりすみません。
で、合間合間にマルタ・サギーの新刊を軽く二桁にのぼりそうな位に読み返しているんですが…
が、
次が最終巻ってマジか…!!!
えええ確かに話のキリとしてはいいんだろうけどってかそもそも前巻でマルタがあんな調子になっちゃったもんだから新刊でもそんな調子でお前なんだ萌え殺す気かといわんばかりで思わずマリアンヌさん羨ましい…!!いいやむしろマルタ羨ましい!なんだあの可愛い女性はときめくじゃないか!!ときめきっぱなしだぜ恐ろしい主人公カップルだいやまだカップルじゃないけれども(勢いそのまま)
その前に短編集の3巻が出るのだろうか。
あーでも寂しいけれど楽しみだなー…今年中に出てくれたら良いなー…(苦笑)
アダルシャンシリーズといい、最近ツボにはまったものが悉く綺麗に完結してしまって、嬉しいやら悲しいやら。
実際何十冊と出されると、今度は追いかけられなくて途中で厭きるんですけどね。
それは何処の少年陰陽師以下略。
という訳でつれづれと以下感想。
「マルタ・サギーは探偵ですか?6 オスタスの守護者」野梨原花南。
前巻の話で身体は子供(17歳)頭脳は大人(25歳)になってしまったマルタさん。
しかも名探偵です。何処をつっこんでいいのか分かりません。
しかし今まであのぽやんぽやんのグダグダ極まりない性格だったのに、蓑崎での経験を経て地に足がついたマルタは非常に格好良かったです。
何が良いって、あの少年らしさが残ったままで大人になっている辺りがたまらない。ただリッツが言っていた様に、その成長は無理矢理になされたものなので時折無性に「幸せになれよ!!」と叫びたくなる。
文字通り死に物狂いで帰ってきた分、必死さが伝わってきます。マリアンナさんに向ける想いが年若い恋愛のようなそれじゃなくて、見守るようなものになっちゃってるんだよな。自分の立場の危うさとか色々と分かってしまった以上、好きだけど一緒にいたいけど相手が幸せになるなら他の誰かと結婚しても良いよ、と一歩引いちゃってるのが切ない。マルタの癖に(苦笑)
いや、こういう考えになる辺りもマルタらしいっちゃらしいんですが。リッツの事に関しても「自分は危ない目にあってもいいから気にするな」みたいなことを言っていたので、自分に対する執着心とか物凄く薄いのは相変わらず。家庭環境があれだったからなぁ…執着心が薄いように見えて、1度懐に入れてしまったものに対する愛情は物凄く深い。というか、自分に対して愛情を向けてくる者に対して、どうやって甘えたらいいのか分かってないのかな。家事とかそういったものはひたすら甘えられるのに(お手伝いさんがいたようだしなー)、他の事に関しては他人の手を借りるという選択すら見つからなさそうな感じが…。
蓑崎の7年間でそんな所も少しは変わったようですが、蓑崎と違ってマルタを導く側にいた森川さんとか、対等であった早紀ちゃんとか信みたいなのがあまりいないのがオスタスの惜しい所か。トーリアス警部に非常に期待してますが、リッツは既に保護対象なので対等ポジションがいないな…。
折角ケイン先輩とかランみたいなキャラも増えたんだから、信みたいに一緒に馬鹿やって騒いだり喧嘩したりできる相手が出てこないものだろか。
バーチはマリアンナという時点で保護対象決定だし。
アウレカは…いや、アウレカはかなり良いところに居る筈なのに今回出てきてなかった。
珍しいな。でも次でわんさか出てくるんだろうな、アウレカ。
そして実はマルタ以上に鈍感の極みをいっていたマリアンナ。
もうそれ恋だよ。恋しちゃってるんだよ。意識はしていないのに、無意識のところでわーきゃー言ってるのが非常に可愛らしかったです。いかん、なんだあの生き物。ときめくじゃないか。
バーチはバーチで今までは一人で全然平気だったようなので、そこを崩したマルタの存在と今後どうやって関わっていくんだろうな。もういっそ、お前らくっついちゃえよと思う訳ですが。
ランの前で言っていた台詞と地下水道での思考を読み比べると、本当にマルタが大切なんだな、としみじみ。
というか、銀行での一件には偽造カードは関わっていなかったんですね。じゃああの時の運の悪さは、ひたすらカード使用によるものだったのか。
マルタの運が悪くなったらバーチが怪我して(てか、死んだよ)、バーチの運が悪くなったらマルタが怪我して…って、この辺り非常にらしさが表れているように私は感じたんですが。
だって2人とも、結構自分の事はどうでもいい人たちですし。むしろ周囲に対して危害を加えられるほうが苦痛になるタイプといいますか。マルタはその後、強制送還というマルタ自身も一番恐れていたことが起こった訳ですが、別にマルタが撃たれたって良いんですよね、あの場面。だって運が悪かったのはバーチじゃなくてマルタですし。今回も怪我して満身創痍になったのは運が悪かったバーチじゃなくてマルタですし。
何が言いたいかといえば、お前らもう結婚してしまえ。
ジャックが以前言っていた「マルタが大人にならない限り無理」という言葉が、図らずも蓑崎のおかげで成ってしまった訳ですし。よく考えれば2週間で人間が変わりすぎだろう、マルタ。
今巻でデアスミスが盗んだ機械が、何かしら重要物になるのだろうか。
それに、警察署で出てきたロズワイヤも敵側に回りそうな。
むしろ、事態をよりややこしくさせる一番面倒なポジションに回りそうな。
最終巻のボリュームが気になってまいりました。
いつも200ページくらいだからさ!!